パモウナは、ほとんどのシリーズに上置きを付ける事ができます。ただ、他のメーカーのものだと、上置きが無い場合もあります(無い方が多い)が、そもそも上置きは必要なのでしょうか?
上置きは必要?いらない?
結論から言えば、当然ですが人それぞれです。当たり前です。置く場所や収納するものによります。でも、それでは話が終わってしまうので、ここでは上置きを付けることのメリット、デメリットをみていきます。
上置きを付けるメリット!
収納量が増える!
当たり前の事ですが、上置きのサイズ分、収納できる物は増えます。普段あまり使わない、けどキッチンには置いておきたい、という物などを片付けるのに、とても便利です。
食器棚の上がスッキリ
私が知っている、今までに見た食器棚の中で、上のスペースが空いていて、なにも物を置いていないのを、ほとんど見た事がありません。たいていの場合、箱やら鍋やら、何かを置いています。収納というよりも、置く場所が無いから置いている、という感じです。
キッチンというのは何かと物が多く、上置きが有ろうが無かろうが、食器棚の上も収納場所になってしまうのです。最初は色々な所にきちんと収納するのですが、入れる所が無くなると、上に置くのです。
(私だけではないはず)
そしてそれは、生活感の塊、実に、片付いていない感を演出してくれます。なので、最初から上置きを置くことで、その部分に関しては、スッキリさせる事ができます。
地震の対策
地震の対策には、ここまですれば絶対大丈夫というものはありませんが、パモウナの場合なら、上置きを置くことで、天井との間が狭くなり、転倒防止用の食器棚と天井を突っ張る器具をつける事が出来ます。
天井との高さがありすぎると、突っ張り棒などでの固定となり、少し弱くなってしまいます。
ちなみに、食器棚の扉は、中の食器が飛び出さないように、開き扉よりは、引き戸(横に動かすタイプ)の方が安全といわれています。
パモウナの開き扉には、耐震ロックという地震の時に引っ掛かって、扉が開かないという部品が付いています。ただ、この部品が付いていたらどんな地震でも大丈夫と保証するものではありません。実際に家具店で働いていた時に、傾けて試していたら、開いてしまう時もありました。
上置きを付けるデメリット
価格が上がる
当たり前ですが、購入価格が上がります。ちなみにパモウナの上置きで、120㎝幅であれば、平均的な価格(店舗によって異なります)では、34,000円(税込)ほどしてきます。
圧迫感がでる
食器棚に限らず家具というのは、高さが低ければ低いほど、部屋を広く見せて、高ければ高いほど、圧迫感がでて狭く感じてしまいます。キッチンは回りに冷蔵庫やなど背の高いものが多く、置くスペースも狭い場合があるので、設置場所によっては、上置きを付けることで、余計に狭く感じてしまうかもしれません。
パモウナの上置きは?
パモウナは、低価格の商品を除き、ほとんどのシリーズに上置きがあります。
サイズ
- 幅:食器棚のサイズに合わせて、40~160㎝まで、20㎝きざみであり
- 奥行:33㎝
- 高さ:標準サイズの32.5㎝と、受注生産で21~60㎝まで選べるが、価格、納期が変わる
(高さを決める時は、カタログにも記載されていますが、本体の底の部分に、3㎜の厚さの板が貼られているので、カタログ表記の高さ、プラス3㎜を足して計算してください。詳しくは、必ず店舗で確認してください)
サイズに関しては、細心の注意を払って記入していますが、メーカーの使用変更や、まれに、誤った記載をしてしまう事もあります。ご購入の際には必ず店舗、及びカタログ等でご確認下さい。なんらかの損失や不利益が生じた場合の保証はいたしかねます。