パモウナの食器棚は、シリーズが多く、そのアイテムも多彩なので、いろいろな選択肢があるのですが、そのぶん、はっきりいって、かなりややこしいです。シリーズごとに簡単にまとめてみます。
パモウナのシリーズの分類
パモウナは、シリーズで大まかに分けると、全部で18種類あります。大まかに、といったのは、例えばVSシリーズは、高さが違うだけのシリーズにRSシリーズというのがあり、高さ以外は全く変わらないので、1つのシリーズとしてまとめています。
このように、高さが違う、奥行が違うなどで別のシリーズになっていて、全てを数えると32種類となり、ややこしいのでサイズの違いだけのものは、同じシリーズと分類します。(パモウナのカタログと同じです)
パモウナ スーぺリア
パモウナのシリーズは通常のコンフォートというクラスと、更に品質の高い、付加価値を付けたスーぺリアというクラスに分かれているので、それぞれに分けて分類していきます。
SCシリーズ
現時点で最高級のグレードといえるシリーズで、引出しなど全てにワンランク上の機能を備えています。
- 上台、下台、天板、上置きを自由に組み合わせられるユニットタイプ。
- 天板高さが100㎝のハイカウンター。
- 天坂を240㎝まで繋ぎ目のない1枚にできます。
FYシリーズ
掲載時点で、最新のシリーズ。
- 上台の引き戸が最後まで開くワイドビュー設計。
- アイテムに30㎝幅のダストキャビネットがあります。
- 上台、下台、天板、上置きを自由に組み合わせられるユニットタイプ。
- 天坂を240㎝まで繋ぎ目のない1枚にできます。
- 天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
KMシリーズ
- 天板高さが100㎝のハイカウンター。
- 上台、下台、天板、上置きを自由に組み合わせられるユニットタイプ。
- 天坂を240㎝まで繋ぎ目のない1枚にできます。
- 天板の高さが100㎝のハイカウンター。
OS/MS、IS/BSシリーズ
- 横幅が120、140、160㎝の3サイズのオープンダイニングボード。
- 向かって左側に、食品や調味料のストックができる、フードストッカー付き。
- OS、MSがハイカウンター(100㎝)タイプの4段引出し。
IS、BSがローカウンター(85㎝)タイプの3段引出し。 - 高さOS:214㎝、MS:203㎝、IS:198㎝、BS:187㎝
VS/RSシリーズ
- 天板高さが100㎝のハイカウンタータイプの4段引出し。
- VSとRSの違いは、高さがVSが203㎝なのに対して、RSが194㎝という点で、上台の食器収納部分の高さが変わります。
WFシリーズ
- ホワイトオークとウォールナットという、2色の木目調の食器棚。
- 側面も同じ色。(カラーオーダーでも木目調はあるが、変わるのは引出しの前板のみ)
- 天板の高さが100㎝のハイカウンター。
KH/RHシリーズ
- 上台の向かって左側に、食品や調味料などのストックができるフードストッカー付き。
- KHとRHの違いは、高さが異なり、KHが198㎝、RHが187㎝となります。
- 天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
FDシリーズ
- アイテムに、食品や調味料などのストックに便利な、40㎝幅のフードストッカーがあります。
- 天板高さが100㎝のハイカウンター。
- 上台、下台、天板、上置きを自由に組み合わせられるユニットタイプ。
- 天坂を240㎝まで繋ぎ目のない1枚にできます。
NRシリーズ
天板高さが100㎝のハイカウンターの4段引出し。
パモウナ コンフォート
BT/NTシリーズ
- 特に大きな特徴の少ない、オーソドックスなタイプ。
- BTとNTシリーズの違いは高さで、BTが198㎝、NTが187㎝となっています。
- 天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
JYシリーズ
- 上台、下台、天板、上置きを自由に組み合わせられるユニットタイプ。
- 天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
OC/HC、KC/JCシリーズ
- 天板の高さが100㎝のハイカウンタータイプで、他のシリーズとは違う5段引出し。(通常、ハイカウンタータイプは4段引出し)
- OC、HCが上台の扉が引き戸のガラス扉なのに対して、KC、JCが上台の扉が開き扉の板戸。
- 高さが異なり、OC、KCが、222㎝、HC、JCが、203㎝。
IK/VKシリーズ
特徴の少ないオーソドックスなデザインで、引出しのランクや他の機能を減らして価格を抑えたシリーズ。
- 天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
- 下台は、炊飯器などを収納するスペースが左か右にあるタイプと、全てが引出しか扉による収納のタイプの計3タイプあり。
- IKとVKの違いは高さで、IKが206㎝、VKが187㎝。
BG/MGシリーズ
天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
扉が全て引出しと同じ色の板戸で、家電収納タイプ(100~160㎝)の上台の扉は引き戸。
BG、MGの違いは高さで、BGが206㎝、MGが187㎝。
RI/EIシリーズ
- 天板の高さが85㎝のローカウンタータイプ。
- 上台の扉が全て開き扉で、引出しと同じ色の板戸。
- RI、EIの違いは高さで、RIが206㎝、EIが187㎝。
AMシリーズ
機能、サイズをできる限り絞って、価格を抑えたシリーズ。
- 90㎝幅がある(シリーズのほとんどが80か100㎝幅)
- カカオチェリー色(濃い木目調)の場合に側面も濃い茶色。(カラーオーダーしても変わるのは引出しの色だけで、側面は白のまま)
シリーズとしては、価格が最も安くなります。
LF/QFシリーズ
- 上台の引き戸が、最後まで開いて、中の食器が取り出しやすい、ワイドビュー設計。
- カラーと機能を減らして価格を抑えたシリーズ。
- LF、QFの違いは高さで、LFが198㎝、QFが178㎝。特にQFはシリーズで最も低く、置く場所を選びません。
EL/SLシリーズ
天板の高さが100㎝のハイカウンタータイプで、他のシリーズとは違う5段引出し。(通常、ハイカウンタータイプは4段引出し)
上台の扉が、ガラス扉ではなく、引出しと同じ素材の板戸。
EL、SLの違いは高さで、ELが222㎝、SLが203㎝。
エステーティカとパモウナブルーというブランド
これらのシリーズは、
- エステーティカ
- パモウナブルー
という2つのブランドに分けれています。違いは取り扱う店舗が異なる為です。
エステーティカ
- スーペリアSC・FY・KM・OS/MS・IS/BS・VS・RS・WF
- コンフォートBT/NT・JY・OC/HC・KC/JC・IK/VK・BG/MG・RI/EI・AM
パモウナブルー
- スーペリアKH/RH・FD・NR
- コンフォートLF/QF・EL/SL
(スーペリア:高品質のグレード・コンフォート:通常のグレード)
パモウナでは、無料のカタログをもらえますが、残念ながらパモウナブルーの方は載っていません。それでも、食器棚をパモウナで検討している人、あるいは食器棚を探しているだけの人も、見る価値はあります。
パモウナブルーのアイテムの中には、エステーティカのシリーズとほとんど変わらないものもありますし、とにかく見たら分かると思いますが、シリーズが豊富な分、とても違いが分かりにくく比較しないと分かりません。
お店でも全部のシリーズ、アイテムを置いてある所はないでしょう。その為、1度カタログを取り寄せて見てみてもいいと思います。