パモウナのSCシリーズは、グレードの高いSUPERIOR(スーペリア)というクラスの商品となります。いろいろなアイテムを備えた上級のシリーズで、主な特徴としては、次のような点があります。
SCシリーズの特徴は?
COLOR
パールホワイト・ブラックグレインの2色
カラーオーダーはできません。
サイズバリエーション
幅40~160㎝までのアイテムが、20㎝きざみであります。
奥行は45、50㎝の2タイプ。
高さは203㎝、標準の上置きを付けると236㎝となります。
アーキテック引出し
パモウナの食器棚の引出しには、すべてドイツのヘティヒ社という高級金具メーカーのものを使用しています。
パモウナのグレードの高いシリーズには、強度と滑らかさを備えた、イノテック引出しを使用していますが、このSCシリーズでは、さらに上の、アーキテック引出しを採用しています。
従来の引出しが、20㎏の重さを収納できるのに対して、アーキテック引出しは、30㎏まで収納可能。食器を引出しに収納しようとすると、重みによって、底の板やレールが痛みやすいのですが、これだと安心して利用できます。(もちろん入れすぎには注意しましょう)
また、出し入れのスムーズさもアップしていて、さらに静かに開閉できます。
ハイカウンター
オープンスペースの天板までの高さ(家電を置く場所)が100㎝とハイタイプになっています。
最近の流行りとなっている感じがありますが、ハイタイプであることの1番の利点としては、下台の収納量がアップするということです。
そして、このシリーズの良い点は、オープンスペースの高さを通常より5㎝低くする事で、上台の食器収納部分の高さも抑えているというところです。
床から食器収納部までの高さは146㎝と、女性でも扱いやすい高さといえるでしょう。
このハイカウンタータイプで、なおかつオープンスペースを低くしているシリーズとしては、SC、KM、OS、MS、VS、RS、WF、FD、NRがあります。
アイテムが豊富
SCシリーズは、パーツを組み合わせて、自分の好みのデザインやサイズにできるシリーズで、アイテムもたくさんあります。
組み合わせとしては、上台+下台+天板+必要なら上置き、となります。
上台アイテム
- オープンスペース(家電置き場)+食器収納:幅100~160㎝
- 食器収納:幅40~100㎝
- 3段収納(上段:扉、中・下段:家電収納):幅40~80㎝
- フードストッカー:幅40㎝
(各20㎝きざみ)
下台アイテム
- 引出し4段:幅40~80㎝
- 引出し4段+開き扉:幅100㎝
- 家電収納+2段引出し:幅40~80㎝
- 3段引出し(下段、別売ダストボックス収納可能):幅40~80㎝
など
天板
- ダイヤモンドハイグロス天板:幅40~240㎝
- 人造石天板:幅100~240㎝
上置き
- 幅40~160㎝+スリムストッカー用幅30㎝
その他
- スリムストッカー:幅30㎝
奥行は45、50㎝の2タイプ(組み合わせたときの天板の奥行。上台はすべて35㎝)
高さは上台、天板、下台の合計で、203㎝標準上置きを付けて236㎝です。
(サイズやスペックについては細心の注意を払って記入していますが、仕様変更やまれに、誤った記載をしてしまう事もあります。ご購入の際には必ず店舗、及びカタログ等でご確認下さい。なんらかの損失や不利益が生じた場合の保証はいたしかねます。)
ワイドビュー引き戸
普通、引き戸(左右に扉が動くタイプ)の食器棚の場合、指をつめたりしないように、扉が数センチ手前で止まるようになっています。そのため、扉にかぶっている部分の食器の出し入れが、とてもやりにくくなります。
ところが、パモウナが特許出願中のワイドビュー設計によって、扉が食器にかぶる事がなく、出し入れがスムーズに行えます。
標準でワイドビュー設計になっているのは、FY、LF、QFシリーズがあります。
2タイプのカウンター天板
食器棚のカウンター天板(食器棚の上台と下台の間にある板)が、通常のダイヤモンドハイグロスというタイプと、人造石天板の2つあります。(人造石天板は、5色対応)
サイズ40~240㎝(人造石天板は100~)で、組み合わせて幅の広い食器棚となっても、天板を1枚にして、繋ぎ目がなくスッキリとします。
(例えば60㎝と120㎝の食器棚を2つ選ぶとしても、天板を180㎝のものにできるので天板の繋ぎ目がありません)
天板を2種類、サイズを選んで1枚にできるシリーズとしては、他にFY、KM、JY、FDがあります。
SCシリーズの1番の特徴は、引出しの丈夫さといえるでしょう。食器棚にとって、食器をどれだけ収納できるか、そしてどれだけ丈夫かというのは、非常に重要な要素となり、その点では、価値のある商品といえます。
引出しの数にもよりますが、他の機能も充実しているので、パモウナの他のシリーズと比較すると、割高になってしまう感はあります。それでも、引出しの丈夫さというのは、ものを入れる家具にとっては、大切なことなのです。
パモウナ SCシリーズの価格は?
ここでは、SCシリーズを他のシリーズと比較するために、平均的な価格を載せておきます。あくまで比較するための価格であって、実際には、この価格より高い店舗もあれば、安い所もあります。
SCシリーズの幅120㎝、奥行50㎝でオープンダイニングボードの例をあげておきます。組み合わせは、
SC-120R
SC-41
SC-80
TR-120
で計算します。(組合せは一例で、他にもいろいろあります)
価格は平均で、264,000円(税込)程度となります。(あくまで平均です)
他のシリーズのページにも同じような場所に、価格を出しているので、比較してみてください。繰り返しますが、この価格は比較のために出した金額です。送料の無料、有料などもあるので、詳しくは家具屋さんで聞いてみてください。