パモウナのOC/HCシリーズとKC/JCシリーズは、パモウナの商品としては、必要な機能は備えながらも、価格を抑えたシリーズといえます。このシリーズの特徴には次のようなものがあります。
OC/HC KC/JCシリーズの特徴は?
まず4つの品番に分かれていますが、それぞれを簡単に説明します。
- 上台の扉
OCとHCは引き戸となり、KCとJCが開き扉。 - 高さが2タイプ
開き扉、引き戸それぞれに、高さが2サイズあり、OCとKCが222㎝、HCとJCが203㎝になります。
COLOR
パールホワイトの1色のみ。
サイズバリエーション
- 幅:40~160㎝で、20㎝きざみとなります。
(40~80㎝は食器収納タイプ、100~160㎝はオープンダイニングボード(家電を置くタイプ)) - 奥行:45、50㎝の2タイプ
- 高さ:222㎝(上置き付254㎝)と203㎝(上置き付236)の2タイプ
(サイズに関しては、細心の注意を払って記入していますが、メーカーの使用変更や、まれに、誤った記載をしてしまう事もあります。ご購入の際には必ず店舗、及びカタログ等でご確認下さい。なんらかの損失や不利益が生じた場合の保証はいたしかねます。)
5段引出し!
このシリーズの一番の特徴は、下台引出しが、パモウナのシリーズで唯一5段あるということです。
ただ5段あるからといって、単純にたくさん入るという訳ではありません。これらのシリーズは、下台の高さが100㎝なのですが、他の下台が100㎝のタイプのものとでは、収納量は変わらないと思います。
では、5段で何が良いのかというと、
- 細かく分けられる
- 引出しの負担を減らせる
の2点です。
パモウナの他のシリーズでは、引出しは3段か4段なのですが、どちらにしても下段の引出しは、かなり深いサイズになっています。高さのあるものを収納するのには適していますが、細かなものをたくさん収納するのには、1段が浅く数が多い方が向いています。
引出しの負担に関しては、底が浅いため、1段ごとに入る量が限られ、引出しへの負荷が少なくなり、長持ちしやすくなります。食器棚が壊れる1番の原因は引出しですから。
ハイカウンタータイプ
上にも書きましたが、カウンター(家電を置く場所)までの高さが100㎝と、最近多いハイカウンタータイプとなっています。
利点としては、次の点があげられます。
- 下台にたくさん入る
- 家電が扱いやすい
収納に関しては、低いより高い方が当然たくさん入り、パモウナのカウンターの低い商品と比べると、15㎝変わります。
家電の扱いやすさに関しては、一般的に電子レンジや、炊飯器などを作業するのにしやすいサイズといわれます。ただし、人によって身長は異なるので、一概にはいえないかもしれません。実際に商品の前に前に立って確認してみてください。
開き扉が板戸
JC、KCシリーズは、上台の扉が開き扉なのですが、この扉が板戸になっています。ガラスの扉ではなく、引出しの前の板と同じ材質、色になっているのです。
つまり中身が見えないので見た目がかなりスッキリします。中がまったく見えないので、物を探しにくい、という欠点はありますが、リビングから見える場所に食器棚を置く場合などには、選択肢の1つとして良いのではないでしょうか。
その他
高さが選べる!
特に高い方のサイズになると222㎝で、上置き付では254㎝となります。食器棚の上のスペースを無駄にしたくない、あるいはできるだけ高い方がいいけど、上置き付けると予算オーバー、という人にとっては良いサイズでしょう。
ダストボックス収納可能!
全アイテムに、別売のダストボックスを収納できるようになっています。
下台家電収納部分を左右選べる!
下台の炊飯器などを置けるスペースを、購入時に左右選ぶ事ができます。他のメーカーでは、片側だけという場合も多く、左右選べることによって、使い勝手が変わる場合は多くあります。
OC/HC KC/JCシリーズの価格は?
ここではパモウナの他のシリーズと、これらのシリーズの、価格面での比較をするために、平均的な価格を載せておきます。実際の価格は、これよりも高い安いがあり、送料の有無もお店によって変わるので、詳しくは家具屋などで確認してください。
サイズは、幅120㎝、奥行50㎝、高さ203㎝のアイテムで計算します。
引き戸タイプ、HCL-1200R(HCR-1200R)で140,000円(税込)
開き扉タイプ、JCL-1200R(JCR-1200R)で130,000円(税込)
となります。
他のシリーズのページにも、同じようなサイズの平均的な価格を載せてあるので、参考にしてみてください。