食器棚を家具屋さんで買う場合に、色見本が置いてあって、他の色を選べますよー、という場合があります。選べるのは選択肢が増えて良い事なのですが、そのときに気を付けたい事がいくつかあります。
食器棚のカラーオーダーで気を付けたい事
どの部分の色が変わる?
パモウナの場合、カラーオーダーとして60色が用意されています。全てのシリーズが色を変えられる訳ではなく、OC、HC、KC、JC、IK、VK、BG、MG、RI、EI、EL、SLなどは標準色のパールホワイトという色のみになります。
またSC、WF、LFのシリーズも、60色のカラーオーダーではありませんが、各々のシリーズ独自の2色対応となっています。
これら以外のシリーズが60色のカラーオーダー対応となっていますが、注意点は色が変わる場所です。
色違いにして変わるのは、引出しの前の板の部分なのです。つまり、本体の側面などは、元々の白のままになります。これは木目調の色も同様で、横からの見た目も木目調にしたい場合には、WFというシリーズしかありません。
色見本と実物が少し違う
通常、色違いがある場合、全ての現物を展示する訳にもいかないので、小さい板の色見本が売り場に置いてあります。
実物と違うと書きましたが、実際には違いません。当然本体の色と同じ色の見本を置いてあるのですが、なにぶん見本のサイズが小さいので、本来の色よりも、ちょっと暗めになるのです。
逆にいうと、現物は面積が大きくなるので光もたくさん当たり、見本よりも明るく見えるのです。なので、色見本をみて購入する場合は、それよりも若干ですが、明るい感じになる場合がある事に注意しましょう。
キッチンの色に合わせにくい
キッチンの色に合わせて食器棚を買う場合にも、注意が必要です。例えば、システムキッチンの色が赤色だとして、食器棚の色違いとして赤色があった場合に、各々の色は全くの同じ色ではないという事です。
赤色といっても、色々なトーンや明るさがあり、メーカーによって使用しているシートは異なってきます。そして、少し違う赤色の食器棚をキッチンに置いた場合、凄く違和感のあるものになる可能性もあります。
色に関しては好みになりますが、気になるようなら、ホワイトと合わせた方が良い場合もあります。
納期がかかる
展示している色以外は、届けてもらうまでに日にちがかかる場合が多いです。パモウナの場合も1ヶ月近くかかるので、詳しくは家具屋さんで確認してみてください。
価格が上がる
他のメーカーでは、あまり60色まで対応している場合が少なく、そうでもないのですが、パモウナの場合には、カラーオーダーをすると価格が上がります。これも詳しくは家具屋さんで確認してみてください。
食器棚の色違いを選ぶ時のコツ
他の商品で、近い色の物を探す
色見本は置いてあっても、出来上がりがどんな感じになるのかをイメージするのは、なかなか難しいものです。そんな時は、売り場の他の商品で似た色のものがないかを探してみましょう。
もしあれば、頭でイメージするだけよりも具体的になると思います。
家の家具の引出しを持っていく
食器棚に限った事ではないのですが、家の家具やキッチンの色に合わせて、何かを探すときには、できれば小さい引き出しなど、色の分かるパーツを持っていきましょう。家具屋さんで家にある物の色を思い出すのは、ほぼ無理です。色んな家具を見て分からなくなるので、面倒でも色の分かる何かを持っていきましょう。
無理な場合は、写真でも無いよりはましかと思いまが、完全には色が分からないので、気を付けましょう。
家具屋さんに聞きまくる
もしパモウナで、希望の色があるけどイメージがわきにくい場合には、色々な家具屋さんに電話で聞きまくるのも、1つの手です。シリーズやアイテムは違っていても、色は同じなので、その色の何かが展示してあれば、見に行く価値はあるかもしれません。
なかなか置いてないとは思いますが、アウトレットの家具屋さんなどには、メーカーに戻ってきたもの(キズなどの返品分)が集まるので、普通のお店よりは、置いてある可能性は高いと思います。