食器棚を買い替える時に困るのが、今まで使っていた古い食器棚。物が大きいので移動も大変です。
家具屋さんでの処分や引き取り、リサイクルショップなどの買取りについてみていきます。
不要な食器棚、処分の方法は?
食器棚を新しくするときの古い食器棚、処分の方法としては次の3つが考えられます。
- リサイクルショップでの買取り
- 新しい食器棚を買った時に引き取りをしてもらう
- 大型ごみとして出す
買取り
処分をする人にとっては、これが1番嬉しい方法です。処分ができて、お金にもなりますので。ただし、食器棚を買い取ってもらうには、色々と条件があるようです。
新しいもの
とにかく、これが1番大事で、10年以上使用したような食器棚では、買い取ってもらうのはほぼ無理でしょう。汚れや傷もそうですが、デザイン的に古くなってしまい、売れません。
デザイン面でいえば、昔は木製の食器棚がほとんどでしたが、それらもデザイン的に古く、売りにくいでしょう。
きれいなもの
やはり使用感が出てしまっているものでは、新しくても買取りされない事が多くなります。逆にきれいに使っていれば、それだけ買い取ってくれる可能性は高くなります。
ブランド品かどうか
家具のブランドとしては、カリモクやマルニなどがありますが、これらのメーカーの人気のあるシリーズであれば、多少古くても買い取ってくれる場合があるようです。
結局、業者さんが買い取ってくれるかどうかは、売れるかどうかで判断します。(当然です)いくら買った時の値段が数十万したとしても、まだ使えるからといっても関係ありません。
買う人にとっては、中古といっても、新しく買う(買い替える)ものです。キッチンで使うものを、最初から傷がたくさんあったり、デザインが古くさいものは選びません。
あまり買取りに大きな期待をすると、がっかりしてしまいます。買い取ってもらえるなら、処分代がかからずラッキー、ぐらいの気持ちで査定してもらいましょう。
引き取り処分
食器棚の買取りは絶対に無理だな、という状態の場合、買い替える時に家具屋さんで引き取ってもらうのが一般的です。
この場合、引き取ってもらえる食器棚は、同一サイズのものを1点だけ、という場合が多く、食器棚を購入したからといって、それ以外の物を持って帰ってもらえる訳ではないので注意しましょう。
そして重要なのが、有料か無料か、という点ですが、基本的には有料の所が多いのではないでしょうか。家具屋さんでも、結局廃棄業者さんに頼むので、費用がかかります。その為無料でというのは難しいでしょう。
ただし場合によっては無料になる事もあります。
- チラシでのセール期間で、引き取り無料サービスを行っている場合
- ホームページで引き取り無料のクーポンを出している場合
- 値引き交渉の時に引き取り分を値引きしてもらう
などです。
3つ目に関しては、ちょっとテクニックもいりますが、ぜひ言ってみましょう。それで購入を決定してくれるなら、という事で値引きしてくれる場合もあります。
あと、注意が必要なのは、引き取り処分をお願いする場合には、必ず事前に伝えておきましょう。納品の時に急にお願いすると、配達の順番や荷物の大きさによって、トラックに積めない、という場合もありますので。
大型ごみで処分
もう1つの処分方法が、粗大ごみとして回収してもらう方法ですが、料金に関しては各市町村でバラバラ(無料の所もあります)なので、問い合わせてみてください。
あと、廃棄場所まで自分で出さないといけない場合も多いと思いますが、その食器棚を搬入した時に、業者さんが苦労していた場合(ロープでベランダから吊り上げて入れたなど)には、自分で粗大ごみとして出すのは諦めた方が良いと思います。
部屋を傷つけたりと、余計な出費がかかるかもしれません。素直に家具屋さんにお願いした方が無難です。家具屋さんに払う引き取り料は、家具屋さんは、処分代としてもらいますが、処分する側としては、楽をするために払うもの(他の人にやってもらう手間賃)なのです。