パモウナはシリーズの種類が多いために、違いが分かりにくいところがあります。機能や仕上げなどによって、シリーズの違いを比較してみます。
パモウナのシリーズを比較
この機能があるのはこのシリーズ、という形で比較していきますが、その前にパモウナには、エステーティカパモウナブルーという2つにシリーズが分かれています。
詳しくは「パモウナブルーをエステーティカの違いは?」で書いていますが、まずそれぞれにどのシリーズがあるのかをみておきます。
エステーティカに含まれるシリーズ
SC・FY・KM・OS/MS・IS/BS・VS/RS・WF・BT/NT・JY・OC/HC・KC/JC・IK/VK・BG/MG・RI/EI・AM
パモウナブルーに含まれるシリーズ
KH/RH・FD・NR・LF/QF・EL/SL
この2つのシリーズの違いは、簡単にいうと置いてあるお店が違う、という事です。エステーティカを置いてあるお店には、パモウナブルーは置いていない、という感じで、各取扱い店舗は、パモウナのホームページから確認できます。
機能によるシリーズの比較
アーキテック引き出し
パモウナの引き出しは、ほぼ全てにサイレントシステムといわれる、静かにゆっくりと閉まる引き出しのレールが使用されていますが、その中でもグレードが高く、最も強度が高くスムーズに閉まるのが、アーキテック引き出しです。
この引き出しを使用しているシリーズは、
- SCシリーズ
のみとなります。他の引き出しが耐荷重20㎏以下なのに対して、こちらは30㎏まで大丈夫です。
イノテック引き出し
アーキテック引き出しの次のグレードか、このイノテック引き出しです。耐荷重は劣るものの、通常のサイレントシステムの引き出しよりも、スムーズで静かな開閉が実現されています。
- FY・KM・OS/MS・IS/BS・VS/RS・BT/NT・KH/RH・FD・NR
のシリーズにこの引き出しが使用されています。
60色対応
パモウナは色違いとして、60色のカラーが用意されているシリーズがあります。
- FY・KM・OS/MS・IS/BS・VS/RS・BT/NT・JY・AM・KH/RH・FD・NR
のシリーズが対応しています。
ハイカウンター
パモウナの食器棚のカウンターの高さ(家電を置く場所の高さ)は、85㎝のタイプと、最近多くなった100㎝のハイカウンタータイプがあります。ハイカウンターになっているのは次のシリーズです。
- SC・KM・OC/MC・VS/RS・WF・OC/HC・KC/JC・FD・NR・EI/SL
ハイカウンターの特徴としては、
- 家電を操作しやすい(身長にもよります)
- 下台の収納が多い、
などがあげられます。
また85㎝の高さのものは、下台の引出しは3段、ハイカウンタータイプはほとんどが4段なのに対して、ハイカウンタータイプの
- OC/HC・KC/JC
のシリーズは、引き出しが5段になります。
ワイドビュー設計
一般的に、引き戸(横にスライドして開閉する扉)の場合、指を詰めないように、開けるときに少し手前で止まるようになっています。そのために、食器棚の真ん中の部分に入れた食器は、扉にかぶさって取り出しにくくなります。
それを解消したのがワイドビュー設計で、扉を最後まで開けても大丈夫な設計になっています。そして最後まで開くので食器を取り出すのに邪魔になりません。最初からこの設計になっているシリーズが、
- SC・FY・LF/QF
カスタマイズという形でこの設計にも変更できるというシリーズが
- KM・OS/MS・IS/BS・WF・KH/RH
となっています。
オートクローズ引き戸
パモウナの引き戸には、ゆっくり静かに、最後まで閉まるタイプがあります。
- SC・FY・KM・OS/MS・IS/BS・VS/RS・WF・BT/NT・JY・KH/RH・FD・NR
のシリーズで、閉めたつもりが、ちょっとだけ開いていた、などが無くなります。
板戸タイプ
食器棚の上台の扉は、ほとんどのシリーズでガラスを使用していますが、板の扉(引き出しと同じ材質、仕様のもの)になっているシリーズがあります。
- KC/JC・BG・MG・RI・EI・EL/SL
板戸の特徴としては、
- 中身が見えないので、片付けに気を使わなくて済む
- 見た目がスッキリする
などがいえるでしょう。
ユニットタイプ
パモウナのシリーズには、パーツを自由に組み合わせて、好みの形を選べる(例えば、下台を引き出しばかりにとか、家電を置くスペースを作るなど)シリーズがあります。
- SC・FY・KM・JY・FD
選んで組み合わせられる分、値段は高めになります。