食器棚を購入するときに、まず決めるのが横の幅だと思いますが、そのときの注意点などを考えてみました。
食器棚の幅は慎重に決める!
家具を買うときに、サイズをきちんと測るのは重要ですが、その中でも、食器棚というのは、特に重要になります。それは、置く場所に制限がある場合が多いからです。
ソファーやテーブルなどは、極端にいうと数㎝違っていても、置くことが出来ないということは少ないですが、食器棚の場合は、数㎜の差で置けない事もあるからです。
何を置くのかを考える
まず、キッチンの食器棚を設置する壁面に、何を置くのかを決めましょう。後から、これも置きたかった、となってもまず無理です。キッチンに置くのであれば、次のような物が考えられます。
- 冷蔵庫
- レンジ台
- カウンター
- 食品ストッカー
- ごみ箱
- 米びつ
必ず置くものといえば、冷蔵庫ですが、他の物は、例えば電子レンジを収納できる食器棚にするなら、レンジ台はいらない、調味料や食品のストックは別に収納がある、などのように、必要なものが決まってくると思います。
ゴミ箱の必要性
意外と後で置き場に困るのが、ごみ箱です。引っ越した後に、思ってた以上に、その地域の分別が細かく、ごみ箱が必要になった、というような事もあります。
食器棚ありきではなく、まず必要な物を考えてから、食器棚のサイズを決めましょう。
すき間を考える
例えば180㎝のスペースがあった場合に、120㎝の食器棚と60㎝の冷蔵庫を置けるかというと、ダメ無理な場合があります。寸法的には問題ないのですが、すき間が必要な場合があるのです。
特に冷蔵庫なのですが、横を数㎜から数㎝空けないといけないものがあります。間を空けないと熱がこもって効率が悪くなったり(放熱用のスペース)、単純に扉が全開に出来ないなどの理由からです。
ほこりが溜まって嫌かも知れませんが、冷蔵庫の説明書に書いてある必要なスペースは空けて食器棚のサイズを決めましょう。
パモウナの食器棚の横幅は?
パモウナの食器棚では、数多くのシリーズがありますが、横幅のバリエーションは全シリーズがほぼ同様になっています。
40・60・80・100・120・140・160と20㎝刻みになっていて、
- 40~80㎝は、ほとんどが食器収納タイプ(上台が棚のみ)
- 100~160㎝は、家電を置くスペースのあるオープンダイニングタイプ
となっています。ただし、KMシリーズでは、100~160㎝に、FY、SCシリーズでは100㎝幅のみに食器収納タイプがあります。
30㎝幅のアイテム
SC、FYシリーズには、30㎝幅のスリムストッカー、ダストキャビネット(FYのみ)というアイテムがあります。これらをセットすれば、中途半端なスペースを効率よく利用する事が可能な場合も出てくるでしょう。
基本的には同じ色で、高さが合えば(FY:198㎝、SC:203㎝)違和感はないと思います。
(奥行や固定できるかについては、確認してください)