パモウナのシリーズは、パモウナブルーとエステーティカという2つに分かれています。いったいどんな違いがあるのかをみていきます。
エステーティカ・パモウナブルーとは?
パモウナでは通常のシリーズ(コンフォート)と、品質の高い機能がたくさん付いたシリーズ(スーぺリア)に分かれているのですが、その分け方以外にも、
- エステーティカ
- パモウナブルー
という2つのブランドに分けています。いったい、どんな違いがあるのでしょう。
置いているお店が違う
どういう事かというと、家具屋さんによって、どちらのシリーズを扱うかが決まっている、ということです。つまり、ここの家具屋さんでは、パモウナブルーのみ、あっちの家具屋さんには、エステーティカしか置いていない、という具合です。
では、なんでそんな事をするのかというと、現在パモウナの食器棚は、かなりの家具屋さんで取り扱われています。そのために、競合する(価格の比較をされる)場面も多くなると思うのですが、それを避けるために、シリーズを2つ作って、片方のシリーズのみ取り扱うようにしているのではないでしょうか。(個人的な推測ですが)
パモウナブルーとエステーティカで、似ているシリーズもある!
パモウナブルーには、大きく分けて5つあります。
- KH/RH
- FD
- NR
- LF/QF
- EL/SL
エステーティカの方が、大きく分けて13種類と多いのですが、パモウナブルーの5つのうち4つは、エステーティカのシリーズにとても似たデザイン、サイズのものとなります。
エステーティカの主だったシリーズを、パモウナブルーで展開しているような感じなので、多いからといって、必ずしもエステーティカの置いてある家具屋さんに行く必要はないと思います。
ちなみにパモウナでは、無料のカタログがもらえるのですが、そこに載っているのはエステーティカのみなので、パモウナブルーを見に行って、エステーティカに関しては、カタログで確認という事でも良いでしょう。
では、パモウナブルーと近いエステーティカのシリーズをみていきます。
IS/BS(エステーティカ)とKH/RH(パモウナブルー)
違いとしては、IS、BSが、奥行50㎝のみ、下台のオープンスペース(炊飯器などが置ける)が右側だけなのに対して、KH、RHは、奥行が45・50㎝の2サイズ、オープンスペースも左右選べる、などがあります。
KM(エステーティカ)とFD(パモウナブルー)
各々、上台、下台、天板を組み合わせられるタイプですが、上台の100、120、140、160㎝幅の食器収納(家電を置くタイプではなく全てが食器の収納の棚)や、40、60、80㎝幅のフラップ扉のアイテムが、KMにはあって、FDにはありません。
VS/RS(エステーティカ)とNR(パモウナブルー)
VSとRSは高さが違うのですが、パモウナブルーのNRは、エステーティカのVSの方とほぼ同じ(取っ手などのデザインが若干違うかも)と思います。
OC/HC KC/JC(エステーティカ)とEL/SL(パモウナブルー)
上台の扉が、エステーティカのOC、HCが引き戸のガラス扉、KC、JCが開き扉の板戸なのに対して、パモウナブルーのEL、SLが引き戸の板戸になっています。EL、SLの40~80㎝の食器収納の扉も板戸になっています。
LF/QF(パモウナブルー)
このシリーズは、パモウナブルーの中で、1番安いシリーズになりますが、こちらに関しては、エステーティカに似たようなシリーズはありません。
サイズや特徴に関しては、細心の注意を払って記入していますが、メーカーの使用変更や、まれに、誤った記載をしてしまう事もあります。ご購入の際には必ず店舗、及びカタログ等でご確認下さい。なんらかの損失や不利益が生じた場合の保証はいたしかねます。
エステーティカとパモウナブルーのまとめ
- 2つのシリーズは、同じ工場で作られ、材質や仕上げは同じ
(シリーズによってのグレード、仕様の違いはあり) - 取り扱ってる家具屋さんが違う
- パモウナブルーより、エステーティカの方が種類は多い
- パモウナブルーは、エステーティカから何種類か絞ったようなシリーズなので、各々に似たシリーズがある
- 同程度のシリーズであれば、価格も同程度
どちらが良いかという事ではなく、各々のシリーズに色々なデザイン、グレードがあるので、選ぶのにはどちらでも問題ないと思います。ただ物足りなければ、カタログや別の店舗で検討してみてください。