最近では、家具屋さんでアウトレットと名乗っている所も多くなりましたが、パモウナの食器棚をアウトレットの家具屋さんで買うのはどうなのでしょうか?
そもそもアウトレットとは?
現在では色々なところにアウトレットモールができて、「アウトレット」という言葉も浸透していますが、そもそもアウトレットとはどんな意味か知っていますか?
アウトレットの元々の意味は?
本来の意味には、出口、はけ口というのがあるようで、他にも日本語で言うところの、コンセントの意味もあるそうです。
そこから転じて、商品を売る場合のアウトレットとしては、在庫を大量に仕入れたり、メーカーが処分したいものを安く仕入れて、普通よりも低価格で販売することをいいます。
家具屋さんのアウトレットとは?
では、アウトレットを名乗っている家具屋さんではどうかというと、基本的には同じで、メーカーさんで処分したいものなどを大量に購入することで、仕入れ価格を抑えて、安く販売するのですが、アウトレットの家具屋さんに特徴的な商品もあります。
展示品を仕入れる!
他の家具屋さんなどで展示されていて、メーカーさんに戻ってきた食器棚を、安く仕入れて販売している場合です。
家具屋というのは、基本的に展示されているのは見本であって、届けるのはその現品ではなく、取り寄せた新しい商品となります。仮にその商品が廃盤(生産中止)となった場合、家具屋さんの方では、長いこと展示していて、キズもあるので、安くして売らないといけません。
そんな時にメーカーさんに、別の商品を展示するから、この現品を返品させてもらう、という事があります。家具屋さんとしては、損して安くした現品を売るよりも、新しい商品に早く入れ換えた方が、売上に貢献します。
メーカーさんとしては、現品を売ってもらって新しい商品を展示させてもらうのがベストですが、現品が売れたからといって、次もその場所に自分のところの商品を置いてくれるかどうかは分からないので、それなら、引き取って新しい商品を置いてもらった方が良いと考える場合もあります。
そんな展示していた食器棚が、アウトレットに流れてきます。このような商品は、家具店が値下げをするのではなく、メーカーさんから入ってくる時の仕入れ価格が、通常よりも安くなっている(新品ではなく、展示品(中古ではない)のため)ので、市場の価格よりも安く販売されています。
キズありの商品を仕入れる!
洋服やバッグを販売しているアウトレットショップでも、ちょっとキズが付いています、というものが販売されていますが、家具の場合、輸送中などに傷ついてしまう場合が割と多くあります。
もちろん運送している人は丁寧に運んでいるのですが、食器棚などは物が大きいのと、木製品が多いので傷つきやすい、というのも原因としてあるでしょう。
1度傷ついてしまったものは、そのまま出荷できず、修理するにも手間と時間を考えると、そのままアウトレット店に出る事が多いようです。
パモウナの食器棚をアウトレットで購入する時の利点と注意点!
利点
なんといっても、安く買える、というところでしょう。
パモウナは、いろんな店で価格を調べると分かると思うのですが、実際、どこで買っても販売価格はそれほど変わりません。(ネットでは逆に高い所もありますが)そんな中で、価格が安く買えることは大きなメリットでしょう。
注意点
まずアウトレット店でも、取り寄せ出来る商品は置いてあります。そして、パモウナの商品に関しては、取り寄せ出来るものは、特に価格が安くなっている事はなく、アウトレットで買っても、普通の量販店と同じ価格だと思います。
あくまで安くなるのは、現品限りの、キズあり品や、展示商品などになるでしょう。
次に注意したいのは、現品であるがゆえに、キズなどは基本的にそのままです。購入の場合には、よくチェックしましょう。
あと、アウトレット商品と新品を組み合わせて購入する時も注意が必要です。どうしても展示してあるものは、表面の色が若干やけてしまい、同じ色でも並べた時に少し違ってしまう場合があります。
アウトレットでのパモウナの食器棚の探しかた
上に書きましたが、アウトレットでパモウナが置いてあるからといって、必ずしも安いとは限りません。極端に安いのは、どこかで展示していたり、輸送中にキズが付いてしまったものなどになります。
つまり、常に安い商品があるという訳ではなく、ましてやシリーズを限定して探していると、ちょうど都合よく展示されている事は非常に少なくなります。
アウトレットの家具屋さんの中でも、通常価格の商品がほとんどのお店と、通常よりも安くなった、キズ物などの商品が多く並んでいるお店があるので、選ぶまでの時間に余裕があれば、そんなお店にこまめに足を運ぶのが、良いでしょう。